ユーロスペース

オンラインチケット購入

トップページ > 隣の影

隣の影

7月27日(土)公開

笑顔で挨拶、心に殺意。消えた猫に、吠えない犬――
その狂気は一本の木の影から始まった――北欧ニューウェーブが送り出す、衝撃のブラック・サスペンス

隣の影

2017(C)Netop Films. Profile Pictures. Madants

アグネスは夫のアトリが元恋人とのセックス動画を密かに観ていることを知り、アトリを家から追いだし娘にも会わせまいとする。アトリが仕方なく実家に転がり込むと、両親は隣人から「庭の木のせいでデッキが陰る」とクレームを受けていた。そんな最中、飼い猫が姿を消し、隣人の仕業ではと疑う母親は監視カメラを設置する――。

2017年のベネチア国際映画祭オリゾンティ部門でワールド・プレミアされた後、本国アイスランドでは同時期公開のハリウッド・ホラー『IT/イット“それ”が見えたら終わり。』と渡り合って興行チャート1位を獲得。同国のアカデミー賞にあたるエッダ賞で作品賞、監督賞、脚本賞を含む7部門を独占し、米アカデミー賞のアイスランド代表作品に選出された。その他、米国最大のジャンル映画祭ファンタスティック・フェス都2017年の最優秀監督賞(2018年は『カメラを止めるな!』が受賞)に輝くなど世界各国の映画祭で絶賛、ジャパンプレミアとなったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018では国際コンペティション部門の監督賞を受賞した(出品タイトルは『あの木が邪魔で』)。何の変哲もない1本の木がもたらす“影”をシンボリックに見せながら、ブラックなホームドラマの体裁をとった本作は、卓越した心理描写に支えられたサスペンス映画として異彩を放つ。庭の木の影という些細な原因が発端で、ご近所トラブルがどんどんエスカレートしてしまうという、そのまま日本にも置き換えられる現代的なテーマを監督したのは、ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン。ヴァラエティ紙で「最も期待される10人のヨーロッパの監督」として紹介された北欧ニューウェーブの旗手。あらゆる予想を裏切り、身も凍り付く終盤のサプライジングな展開には、それまでくすくす笑いを抑えられなかった観客さえ息をのむに違いない。

監督:ハーフシュテイン・グンナル・シーグルズソン/出演:ステインソウル・フロアル・ステインソウルソン、エッダ・ビヨルグヴィンズドッテル、シグルヅール・シーグルヨンソン、ラウラ・ヨハナ・ヨンズドッテル
2017年/アイスランド・デンマーク・ポーランド・ドイツ/カラー/DCP/89分/配給:ブロードウェイ

TOP