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ずぶぬれて犬ころ

6月1日(土)公開

僕は心の赴くままに詠(うた)う―― 夭折の俳人・住宅顕信
すべてを俳句に捧げたその短い人生が、いま静かに現代を撃つ

ずぶぬれて犬ころ

(C)戸山創作所

岡山に生まれ25歳という若さでこの世を去った俳人・住宅顕信(すみたく・けんしん)。5・7・5の字数にとらわれない自由律俳句を詠み、生涯に残した俳句はわずか281句。22歳の時に得度し浄土真宗本願寺派の僧侶となった。空前の俳句ブームと言われる現在、その死後に日常をテーマとした俳句と生き様が脚光を浴びている。その俳句と共にいきた稀有な人生を、生きづらさを感じながら生きる現代の中学生と重ね合わせて描いた『ずぶぬれて犬ころ』。ドキュメンタリー映画『船、山にのぼる』『モバイルハウスのつくりかた』の本田孝義監督が初の劇映画に挑む。同郷の住宅の俳句と人生から「生きろ」というメッセージを感じ、オール岡山ロケと地元の熱い協力で本作を完成させた。

主演は『おんなのこきらい』『21世紀の女の子』で注目される木口健太。住宅を演じるために髪を短く切り、鬼気迫る演技で新境地を開いた。住宅の俳句に励まされる中学生・小堀を演じるのは岡山出身の新鋭、森安奏太。オーディションで見出された、繊細ながら力強い眼差しが印象深い。また 『アウトレイジ最終章』など数多くの作品で個性的な役を演じる仁科貴や、特別出演の田中美里ほか、実力派ぞろいが短くも強烈なひとりの人生を彩る。
撮影は『人のセックスを笑うな』『ニシノユキヒコの恋と冒険』の鈴木昭彦。息の長いカットが過去と現在を繋いでいる。音楽は“あらかじめ決められた恋人たちへ”のリーダーで、近年は『モヒカン故郷に帰る』、『武曲 MUKOKU』、ドラマ『宮本から君へ』など数多くの映画やドラマを手がける池永正二。一転して音数の少ない旋律が強い印象を残す。

人はどのように生き、そして去っていくのか。どの時代にも通づる普遍的なテーマが貫かれる。

監督:本田孝義/出演:木口健太、森安奏太、仁科貴、八木景子、原田夏帆
2018年/日本/DCP/100分/配給:パンドラ


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    http://www.zubuinu.com/

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